バリ タマンアユン寺院
- ayamis2901
- 7月11日
- 読了時間: 2分
バリのタマンアユンのお寺。
17世紀に建てられた王族の寺で、元大統領スカルノも訪れたことがあるとか。
寺は3つのエリア(マンダラと呼ぶ)に分かれています。外側からニスタマンダラ、マディアンマンダラ、ウタママンダラ。
マンダラってあの曼荼羅と語源は同じようで、ゾーニングの意味を指すそうです。

マディアンマンダラには神楽をする場所みたいなのがあり、ガムランが演奏されます。
その先のウタママンダラは一般人は入れず、横から塀越しに観るだけ。

黒い屋根はヤシの木の繊維で作られています。ヤシの木の繊維って藁で作るより大変な気がする。

本殿のウタママンダラのお供え物。

ココナッツは地球、たまごは月、米は星を表している。かぼちゃもなにかのシンボルだそう。
祭の時は闘鶏が行われますが、負けた鶏は殺され、場を清めるための生贄にされます。鶏の血は生のシンボルなのだそうです。

ちなみに鶏は1羽10万円くらいするらしい。
バロンは3匹でセットになっているらしく、真ん中のバロンがいいバロン、両側のバロンは悪者なんだとか。バロンダンスは両者が戦うけど、勝敗がないのですが、善と悪が常に共存し、均衡を保つというバリの哲学を表しているそうです。

タマンアユンは灌漑を管理する場でもあり、川が流れています。

米の神デヴィ・スリの像。バリではビシュヌの妻と言われています。

ということはラクシュミと同じってことなのかな?ちなみにインドで10月に行われる新年のお祭り「ディワーリ」は、ラクシュミーを祝うお祭りともされるそうですが、バリのデヴィスリのお祭りはディワーリと時期が違う(春?)みたいです。なので、なんだか別の神様に見えます。
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