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伊勢津彦と船形埴輪 ― 古代伊勢湾岸の首長と神話・考古の交差点
1. はじめに 三重県松阪市宝塚町にある宝塚古墳は、全長およそ140メートルの前方後円墳で、5世紀前半に築かれたと考えられています。ここから出土した船形埴輪は全長約90センチと日本最大級で、当時は赤く塗られていました。これは単なる副葬品というより、伊勢湾岸の水運支配や海人族...


琵琶湖の海人族ゆかりの地へ
城下町・高島に残る伊勢の記憶 滋賀・高島に来ました。ここは江戸時代の1619年、伊勢・上野城から移封された分部光信が、二万石で大溝に着任し、荒廃していた城に代わって城下町の建設に力を注いだ場所です。 「伊勢町」と大溝祭 駅の北側には「伊勢町」という地名も見られます。これは伊...


海人族(あまぞく)に関する個人研究
海と岸辺の風景には、いつも自然と吸い寄せられる自分がいる。潮風、貝殻、そして波音──そんな記憶が、身体の隅々に染みついているような感覚。ふと思うと、それって「海人(あま)族」の血みたいなものかもしれない。今回、自分がどこかで感じていると思う“祖先の記憶”をたどりながら、海人...
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