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三重県・石神さん(石神社)

三重の鳥羽にある石神さん(石神社)に行きました。


■ 起源と信仰

石神さんは、2000年以上の歴史を持つとされる神明神社の末社です。祭神は「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」で、海の神、女性の守り神として知られています。


この地に住む海女たちが、海の安全や豊漁、無事を願って石神さんに祈る習わしが長く続いてきました。漁業と深く結びついた土地ならではの、土地神・海の神への信仰が、神社の形として残っているものです。


■ ご神体の「磐座(いわくら)」

古代の日本では、神社の社殿が作られる以前は「神は岩や山や森に宿る」と信じられていて、磐座は神が降り立つ場所として祀られていました。


石神さんの磐座もそのひとつで、特別なエネルギーを感じる人がとても多い場所です。


春祭は男性陣が料理で働き者の海女たちをもてなすそうです
春祭は男性陣が料理で働き者の海女たちをもてなすそうです

明るい雰囲気の神社です


楠の木が祀られていました。神社の木がどれも大きい。


どの木も大きくて力強い。


さざれ石発見。


石神さんはこちらです。鳥居の外で前の人を待って、順番にお参り。

鳥居の奥は暗くなっているのですが、磐座があり、思わず泣いちゃうくらいのあたたかさに包まれる場所でした。あの感覚はなんなんだろう。


石神さんのご祭神、玉依姫命は、神霊が憑依する巫女だったそうです。


蘇民将来とドーマンセーマン(海女さんの昔からの魔除けの記号)も見つけました。



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